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農林水産省のWLB勉強会にて妊活支援のための講師を務めさせていただきました

去る昨年2023年11月15日、農林水産省の管理職層を中心とした職員対象に、

省内のWLB(ワーク・ライフ・バランス)勉強会にて講師を務めさせていただきました。


演題:「妊活事情・仕事と不妊治療の両立 ~ 働き続けられる職場づくりに求められるもの~」


仕事と不妊治療の両立に難しさがあることをよく認識されておられる、農林水産省大臣官房秘書課の方よりご連絡をいただきました。




仕事と子ども、どちらもあきらめざるを得ない状況をつくらないために、不妊治療全般の基本的な知識や、仕事と不妊治療の両立の難しさの実態を知り、職場でのサポートと心構えについて職員で考えていきたいと、課長はじめ秘書課の方々が高い社会課題意識と熱意をお持ちでしたので、準備の段階から私自身も大変やり甲斐のある時間になりました。


事前に、この問題への関心や知識、また周囲の状況などについてアンケートを取ってくださいましたが、皆さま丁寧に回答くださり、事前質問も多く、講演前から職員の皆さまの関心度の高さもうかがえました。


講演後のアンケートからも、「経験を踏まえた当事者の心情について知ることができ、自分事として考えらえるようになった」といったことから、「人間関係・信頼関係における自分の問題に気づかされた」、また、「納得と共に今後の行動に繋げていきたい」、「管理監督者、同僚として、考え方や接し方の参考になった」といったものまで、大変多くの謝意と共に感想をお寄せいただきました。


社会では、不妊治療費が保険適用になったり、仕事と不妊治療の両立をサポートする風潮が一部で見られたりしますが、子どもができないという事態にどういった生きづらさがあるのかについては、現実的な理解が追いつかず、自分事として捉えていただくには、まだまだ知っていただかなくてはならないことが多くあることを実感しました。




皆さまにお伝えするタスクは始まったばかり。皆さまから「よーくわかってるよ」と言っていただける時がくるまで、継続して参ります。


農林水産省の職員の皆さまに大変真摯にお聴きいただけましたこと、心より感謝申し上げます。


ありがとうございました。



オフィス永森

一般社団法人ライフキャリア妊活サポート・モリーブ

代表

永森咲希


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